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凄かった!

2007.08.28 Tuesday
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    前から行きたかった大塚国際美術館に行ってきた。
    大塚製薬に勤める知人からペア招待券をもらってたからそれで入った。10時半から16時までいたのに全部まわりきれなかった。

    この美術館は、世界初の陶板名画美術館。
    現地へ行き本物を写真に撮り、それを原寸大までのばし、陶板に転写して焼く。焼くと絵は縮むが、その縮みさえも計算しつくして原寸大にこだわっているらしい。
    陶板のすごいところは決して色あせないこと。

    地下3階から地上2階まで、すべて原寸大の作品1000余点。順路のとおりに進むと全部見るのに4キロ歩くことになる。

    地下3階には数々の聖堂が本物と同じ大きさで展示されている。
    私がもっとも時間をかけて鑑賞したのはこの階。

    070828_1434~01.jpg
    本物はヴァティカンにあるシスティーナ礼拝堂の天井画。ミケランジェロが33歳から4年の歳月をかけて一人で描いたとされる天井画。天井に絵を描くのに、上を向いてずっと4年間描きつづけたらしい。湾曲になっている天井部も下から見る遠近法を計算して描かれている。
    天井画には預言者たちと巫女が描かれ、旧約聖書の『創世記』に描かれた「天地創造」のドラマが9場面描かれている。
    正面祭壇に「最後の審判」の絵を描いたのはミケランジェロがおじいさんになってからのこと。描かれている人物がすべてムキムキのマッチョであるのは、彫刻家であったミケランジェロがもっとも美しい肉体と信じていたからだそう。
    天使たちが審判の本を持っているのだけど、天国行きの名前が書かれている本よりも地獄行きの名前が書かれている本のが大きく分厚く描かれている。

    ゲーテが「この天井をみれば、われわれ人間がどれほどのことができるかがわかる」と驚嘆したと言われるこの礼拝堂・・・
    生きているうちに本物を見に行きたい。

    湾曲している天井の陶板をつくる技術が難しかったらしいが、大塚製薬7億円かけて完成させたらしい…すごい…すごすぎる…。

    システィーナ礼拝堂以外にもいろんな聖堂があったけど、私のお気に入りは、マリア様の色(ラピス)を基調としているスクロヴェーニ礼拝堂。本物は北イタリアのパドヴァ。
    1303年、大富豪のスクロヴェーニが家族のために建てた礼拝堂。キリスト、マリア様、大天使ガブリエル、最後の審判、美徳と悪徳を意味するの14人、マリア様の物語12場面、キリストの物語25場面などがジョットにより描かれている。礼拝堂の真ん中に座って天井を見上げるとラピスの青が美しくて、神や天使やさまざまな人物から見守られている気がして、心が穏やかになっていく・・・そんな力が宿っていると思う。
    ここにも行きたい・・・。

    地下3階から上へ順に歩くと、
    古代(ギリシアの壷絵、ポンペイの壁画、モザイク画など約130点)
    中世(イコン、聖堂の壁画など約100点)
    ルネサンス(ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエッロなど約140点)
    バロック(レンブラント、ベラスケス、ゴヤなど120点)
    近代(ターナー、ミレー、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、ムンクなど約330点)
    現代(ピカソ、ミロ、ダリなど役100点)
    などなどが見られる。

    今日は、ルネサンスまではじっくりイヤホンの解説を聞きながらまわったけど、あとは急ぎ足になってしまってねぇ…。

    レオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」があんなにでかいんだ!!!ってびっくりした。ピカソの「ゲルニカ」もでかい!!!


    私の心をつかんではなさなかったのは・・・
    ゴッホの『ローヌ川の星月夜』
    すっごく好きだと見た瞬間に思った。


    ロランの『夕日の港』もいつまでも見ていたいと思う絵だった。


    本物を見るには各国の美術館をまわらなければいけない。
    だけどここなら、本物ではないけど、忠実に再現した陶板を見ることができる。
    そう考えると大人3150円は安いだろう。


    行ってよかったよ。美術館でこんなに楽しんだのは初めてだと思う。
    1日かけてまわりきれない美術館なんて素敵だわ。
    また行こう。今度はバロックから現代をじっくりゆっくり時間をかけて見たい。
    絵には暗号が隠されている。レオナルド・ダ・ヴィンチだけでなくいろんな画家が暗号を入れ込んで描いてると思う。それを解き明かしていくのもおもしろいだろうな。


    あ、そうそう、駐車場のおじさんが
    「昨日、常盤貴子さんがいらっしゃったよ」と言ってた。
    昨日行ってたら、会えてたんだなぁー。


    みなさん、徳島にくることがあれば、ぜひに丸1日かけて大塚国際美術館へ。
    見る価値ありです!!!知識あるガイドさんの話を聞きながらまわるとより楽しめます!!!


    素敵な時間を過ごせた今日、私はとても幸せでした。







    コメント
    うぉーっ。
    ダビィンチコードの世界じゃありませんか!!
    最後の晩餐、そんなにデカイの??
    それにしても地下3階には興味あるわ〜☆
    そこに行ったら本物そっくりの空間が味わえるのかな?見てみたい・体験してみたい空間だよ♪

    暗号を解き明かすまで何回も通っちゃうかい?私も非常に興味があるよ、うん。
    • 桃華
    • 2007/08/29 4:55 PM
    桃華ちゃん>

    うぉーっ!興味ある?
    ダヴィンチコードの世界に出てくる絵も何点かございますわよ。「最後の晩餐」は修復前と修復後どちらも同じ大きさで対比させてみることができます。本物はもう修復されてるからね修復前を見られるのはここだけかもしれない。
    あとね、館内のレストランにて「最後の晩餐」での食事とされるお食事をいただけますよ。一人1600円ですが。
    本物と同じスケールっていうのがすごいよ、この美術館。山を掘ってつくってる美術館だからねー。「ここは日本?」って思うよ。
    そしてあまりのでかい礼拝堂にキリスト教信者でもないのに懺悔したくなる…
    不思議よー。
    私はヨーロッパ旅行をしたことがないので、本物は何一つ見てないけど、本物はもっとすごいんだろうなーと思う。
    3150円で世界の芸術が同じスケールで見られるなら安いと思う。
    教科書で見るよりもうんと引き込まれる世界。こういう場所にきたら勉強嫌いの学生も何かに興味を持ち自ら勉強するんじゃない?と思う。
    現に私、勉強する気満々ですから(笑)
    宗教的背景などを勉強して見るともっとおもしろいと思う。
    • かぐいろ→桃華ちゃん
    • 2007/08/29 6:30 PM
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